アニメなどを見ると、恋愛感度が下がるという話。
女体に触れたのは、もう随分も前になる。かく言うわたしは童貞であるから、それは体の接着ではなく、単なる掌の接着である。しかしながら、それだけでも何らかの興奮はあったし、当時のわたしの恋愛感度は高かったと言えよう。
しかしながら、アニメや18禁漫画、AVなどは、ヴィジュアルにおいて、それを代替しうる、と最近は考える。いや、代替だけするなら無問題であるが、問題なのは現実の女体に関する感度を下げてしまうことにある。
釣りやシュノーケルをして直に魚に触れるか、水槽で泳ぐ姿を見るか。後者をする人間は多いが、前者は決して多くはない。人間は触覚を忘れて、視覚に頼ろうとする性質があるのかもしれない。
不感症患者は増殖していくだろう。良い悪いで判断できる問題ではないが、個人的には触覚的体験も豊かにしていきたいところである。
ってことで、本日の一曲は、ZAQの「Serendipity]